オッサンがバッタになる日

オッサンのバタフライ習得記録

シェイプアップも兼ねてイチから始めたバタフライ。完成とは言わないまでもなんとかここまでやってきた。

ポッコリ下腹と骨盤後傾

前にも書いたが私は無類の甘党だ。「甘いものならなんでもござれ」だが、中でも最強コンビと目されるのはアンコと牛乳の組み合わせ。
「ワタシはアンコなのっ」と全身で訴えかける「茹であずき缶」と「羊羹」。
これを頬張り牛乳で流し込む幸せ。甘党なら思わず頷いてしまう所業と言えよう。


そんな私でも1本食べきれなかった羊羹がある。当時1本1万円した虎屋の羊羹だ。まず持ったときの質量が段違い。文字通りズッシリと重たい。さながらブラックホールで圧縮された物質のようだ(まーそんなワケないけど)。そして甘い。なんだろう?甘さの質が違う。結局半分も食べられなかったーー未だに敗北感が残っている。


年中そんなことをしていれば下っ腹がタルル~ンと緊張感の無い様相を呈してくる…当然の帰結だね。
これは水泳でダイエットできても変わらないーーいや、変わってはいるのだが他の部分に比べると牛歩のごとく凹み方が遅い。「目の上のたんこぶ」ならぬ「ヘソの下の脂肪」…これは厄介だ。


●腰の踏ん張り方
バタフライやドルフィンキックでよく言われる「骨盤後傾」。
「おヘソに力を入れて」「お尻をキュッと締めて」とか言われるのはこの骨盤後傾を保つための表現方法だ。ただこれがなかなか分かりにくい。すぐに弛んでしまうし、明らかに腰の動きが異なるというほど大きな動きがあるわけではないので実感しにくいのだ。


そんなさなか、動画で「ポッコリお腹解消法」を見つけた。その手の動画はたくさんあるのだが、目に止まったやつは1分ほどで、立ち姿勢でも出来るお手軽さ、しかもワンアクションと覚えやすいもの。
こんなんダメで元々。いつやめてもいいんだし、騙されたと思ってやってみた。


・これを書くにあたって
先ほど「それがこの動画です」と紹介しようと思って動画を探したのだがナント、見つからないではないか。
あまりにもお手軽なものだったので登録もしていないし、タイトルも然りだ。


やり方はーー
1)脚を肩幅に開き、膝にゆとりをもたせる
2)両手で恥骨を掴むイメージで手を下っ腹に添え、恥骨を引き上げる
3)その時胸が丸まらないようにしっかり張りをもたせる
と、これだけ。
私は朝、コーヒーを入れている時間をこれに充てることにした。
ゆっくりを1分
速くを1分
まぜこぜで1分
合間にクロールとバッタの腕の動きでストレッチーーこんな感じ。
加えてプールの休憩時間などでもヘコヘコやっていた。


・下っ腹が! しかも!
いつから始めたのかも定かではないのだが、おそらく1ヶ月もした頃だろう、気がつくと明らかに下っ腹がスッキリしているではないか。これは儲けものだ。
しかも胸を張って恥骨を引き上げることで骨盤後傾の感覚も身に付くという一石二鳥の快挙を達成!


なお、この恥骨体操は仰向けに寝て腰を持ち上げて行なう方法もある。
水泳をやらない人でも下っ腹を引き締めたい人にはオススメだ。